上野城(うえのじょう)

所 在 地  御坊市名田町楠井
標   高  18m
比   高  12m
築 城 者  湊上野介
築 城 年  不明
  式  丘城
遺   構  なし
登城時間  ―

 

歴 史

 上野城は亀山城主湯河氏の家臣で湯河四天王の一人である湊上野介の居館である。
 湊上野介は永禄5年(1562年)5月に湯河直光の麾下にて畠山高政と三好氏との合戦に出陣し、河内国教興寺にて主君直光とともに討死にしたという。

 なお高城山城(御坊市)は湊上野介の詰城であったと思われる。
 

現 状

 御坊市名田町楠井にある浄土宗地蔵寺の南側台地端の一角が城跡と推定され、今も子孫の方が住まわれているが宅地化され遺構は残っていない。

写 真

                                 
地蔵寺 地蔵寺境内
案内板 戦没者供養地蔵尊
                                    

 

地 図






紀中地方の城跡