峰山城(みねやまじょう)
所 在 地 田辺市芳養町境 標 高 50m 比 高 40m 築 城 者 湯河氏 築 城 年 室町時代 形 式 山城 遺 構 曲輪 石垣 土塁 登城時間 20分
歴 史峰山城は芳養川下流域の沖積地にある標高49mの山頂にあり、芳養湯河氏の居城である泊城(田辺市)より約2km北東に位置する。峰山城も芳養川沿いに多く築かれた芳養湯河氏の城跡の一つであるが、築城者等についての詳細は不明である。 現 状城跡は現在雑木林となっており、東、北側を流れる芳養川方面は急斜面となっているが、県道199号線側である西側はみかん畑に開墾され比較的なだらかである。城跡までは北側斜面の雑木林沿いに登ったが、かなりの急斜面であった。 遺構は主曲輪が20m×15mの規模で残され、北側には低い土塁が確認できる。 また主曲輪東側に二ノ曲輪と東側から南側にかけて腰曲輪が配置されて、主曲輪南側切岸には石積の一部が残されている。 |
写 真 |
主曲輪 | 主曲輪 |
北側土塁 | 主曲輪南側斜面石垣 |
二ノ曲輪 | 帯曲輪 |