土井城(どいじょう)

所 在 地  日高郡みなべ町西岩代
標   高  23m
比   高  13m
築 城 者  岩代兵庫頭
築 城 年  南北朝時代
  式  丘城
遺   構  なし    
登城時間  5分
 

歴 史

 土井城は南北朝時代足利氏に味方し、日高、牟婁、有田地方を勢力下に治めていた湯河氏の被官岩代兵庫頭の居館である。
 岩代氏は土井城より北方に約2kmにある市谷山城を詰城とし、岩代荘(現在の東岩代、西岩代)の地頭を務めていたと云われている。
 

現 状

 西岩代八幡社の向い側の「後城」と呼ばれる台地が城跡で、当時は3方の谷が堀の役割をしていたようである。
 現在城跡は一面梅畑として開墾され遺構は何もない。

写 真

                                 
遠景 台地にある城跡
切岸 曲輪
                              

地 図



紀中地方の城跡