坂本付城(さかもとつけじろ)

所 在 地  西牟婁郡上富田町市ノ瀬
標   高  46m
比   高  20m
築 城 者  山本氏
築 城 年  不明
  式  丘城
遺   構  堀  
登城時間  5分
 

歴 史

  坂本付城は山本氏の居館であり、内堀や外堀を備えた大規模なものであったという。
 また城跡周辺には家老である熊代氏や玉置氏らの居館も建てられていた。

 

現 状

 坂本付城は、山本氏の居城龍松山城と富田川を挟んだ舌状台地にあり、現在は田んぼと民家が建っている。
 上富田町が古文書を参考に昭和40年に発掘調査を実施したところ、記録どおりに東側、南側、西側にかけて深さ5m、幅7mの内堀と東側に深さ7m、幅9mの外堀が確認されたようである。

写 真

                                 
主曲輪 玉置氏館跡

                                                   

地 図




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