小浦城(おうらじょう)

所 在 地  日高郡日高町小浦
標   高  25m
比   高  20m
築 城 者  湯河直春
築 城 年  天正13年(1585年)
  式  丘城
遺   構  曲輪      
登城時間  10分

 

歴 史

 天正13年(1585年)羽柴秀吉の南征軍に対して湯河直春は各所に砦を築いたが、小浦城もその一つであり、南側に位置する天路山城(日高町)の支城な役割を担っていたと思われる。 
 

現 状

 日高町小浦地区にある正行寺東側に突き出た丘陵を「城山」とか「城山の腰」呼ばれて、湯河直春の城跡という。
 城跡までは道がなく、南側急斜面をよじ登りようやく辿り着いた。
 地元の方に城跡についてお聞きすると、城山には見張所があったとの伝承があり、第二次大戦中は畑として開墾されたようで、遺構は主曲輪と北側に腰曲輪と思われる平坦地があるのみでそれ以外は何もない。
 
 

写 真

                                 
城山 主曲輪
主曲輪 北曲輪
主曲輪切岸 西側虎口
北側腰曲輪 北側腰曲輪

経 路


         

                                

地 図






紀中地方の城跡