亀山出城(亀山出城)

所 在 地  御坊市湯川町小松原
標   高  82m
比   高  69m
築 城 者  湯河氏
築 城 年  不明
  式  山城
遺   構  曲輪 堀切 横堀 
登城時間  5分

 

歴 史

 亀山出城は奉公衆湯河氏の居城亀山城から東側の尾根続きにあり、遺構からも臨時的に築かれた城と思われる。
 築城年代は不明であるが、天正13年(1585年)羽柴秀吉の南征時に出城が築かれた可能性があると思われる。
 

現 状

 城跡は亀山城より尾根続きに東方約250mにあり、現状は竹藪や雑木林となっている。
 遺構は尾根上に南北40m、東西20mの曲輪と付曲輪があり、北側には延長30m程の横堀と、南側尾根に向けて崩れたり埋まっているが堀切と土橋が計3箇所設けられている。
 亀山出城は単曲輪に横堀を設けた陣城の形をよく表した城跡である。
 なお城跡までは畑道で狭く悪路なので軽乗用車で4輪駆動での登城が必要である。
 

写 真

                                 
曲輪 南側堀切
南側堀切 北側横堀

経 路

                                    

地 図





紀中地方の城跡