鷹巣陣屋城(たかすじんやじょう)

所 在 地  田辺市本宮町大居
標   高  229m
比   高  130m
築 城 者  不明
築 城 年  不明
  式  山城
遺   構  なし   
登城時間  20分
 

歴 史

 鷹巣陣屋城は萩鬼ヶ城を居城としていた城氏の支城という。
 天正13年(1585年)奥熊野統一を目指す新宮城主堀内氏善がこの地に侵攻したため、これを防ぐため萩鬼ヶ城南東に城を築いたというが詳細は不明である。

現 状

 鷹巣陣屋城は城氏の居城萩鬼ヶ城より南東に約900mに位置する、標高229mmの山頂にあったといわれる。
 城跡からは周辺地域が見渡せ城を築くには適した場所であるが、現状は自然地形の平坦地があるのみで、遺構は確認できなかったことから臨時的に自然の平坦地に陣を構えたのではないかと思われる。
 なお登城の途中に山道と接している三角形の平坦地があったが城跡の遺構ではなく神社等宗教施設の跡と思われる。

写 真

                                 
登城口 杉林斜面を登る
途中の平坦地 石垣
山頂平坦地三角点 山頂から西側斜面
山頂から西側平坦地 大居側遠景


経 路

                                    

地 図




紀南地方の城跡