高地城(たかじじょう)

所 在 地  田辺市上秋津
標   高  158m
比   高  130m
築 城 者  高垣氏(湯河氏家臣)
築 城 年  永禄年間
  式  山城
遺   構  なし   
登城時間  5分
 

歴 史

 愛洲氏の秋津荘(現在の田辺市秋津町、上秋津周辺)を攻略するため、湯河氏の家臣である高垣氏が築いた陣城と思われる。
 永禄4年(1561年)の若一王子神社(田辺市上秋津)の棟礼に湯河直光の名が記されていることからも、この地の統治者が愛洲氏から湯河氏に変わったことが裏付けられる。

現 状

 秋津方面から県道35号線沿いにあるひき岩群国民休養地を過ぎ、ぶどう園の案内看板から農道を登ると城跡に到達する。
 現在城跡はミカン畑やぶどう園に開墾され、遺構は何もないが、推定で曲輪が東西20m、南北100mほどと思われ、臨時に築かれた陣城であったとの伝承があるが詳細は不明である。
   

写 真

                                 
平坦地 平坦地
平坦地 高尾山方面

経 路

                                   

  

                 

地 図




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