静川城之森城(しずかわじょうのもりじょう)
所 在 地 田辺市本宮町静川 標 高 127m 比 高 40m 築 城 者 不明 築 城 年 不明 形 式 山城 遺 構 曲輪、堀切 登城時間 5分
歴 史静川城之森城は熊野川支流大塔川上流に位置する山城であるが、古文書等にも登場せず、築城者や築城時期については不明である。城跡には祠が祀られ、北東山道沿いには山伏のものと伝わる墓石が残されている。 |
現 状城跡は静川集落から大塔川を挟んだ急峻な山塊にあり、大塔川が天然の堀をなしてる。城跡までは北東側麓の白根集落から山道が整備されている。 最高所にある平坦地が主曲輪であり、31m×5mほどの規模で、北側は切り残され土塁状になっている。 北東側山道には浅い堀切が1条設けられ、南西側の尾根末端には出丸状の小規模な曲輪がある。 静川城之森城は、防御を急峻な斜面に依存した小規模な山城である。 |
写 真 |
主曲輪 | 主曲輪にある祠 |
南西側曲輪 | 南西側から主曲輪に至る尾根 |
北東側の山道 | 山伏の墓 |
北東側堀切 | 白根地区側の登城口 |