下崎城(しもざきじょう)

所 在 地  田辺市秋津川谷川
標   高  296m
比   高  110m
築 城 者  目良氏
築 城 年  不明
  式  山城
遺   構  曲輪 堀切 土塁   
登城時間  15分
 

歴 史

 下崎城は秋津川の地頭であった目良氏関連の城と思われるがそれ以外は不明である。
 下崎城からは芳養荘最奥部にある上芳養に至る山道が監視でき、また三方から尾根道が繋がっていることより、街道封鎖や関所としての機能を担っていたと考えられる。
 
 

現 状

 下崎城は目良氏居城の中峰城(田辺市)より約1.5km北西に位置する。
 城跡までは農道が近くまで通り、そこから細い尾根道を西に進むと到達する。
 主曲輪は東西20m、南北8mほどの規模であり、東側に二ノ曲輪とそこから尾根筋には連続して2条の竪堀(当時は堀切もあったと思われるが埋められている)が落とされている。
 

写 真

                                 
主曲輪 主曲輪切岸と山道
主曲輪切岸 二ノ曲輪
北側腰曲輪 北側尾根竪堀
北側尾根堀切 北側尾根竪堀
尾根道 谷川集落方面遠景


                              

地 図




紀南地方の城跡