金毘羅山城(こんぴらやまじょう)

所 在 地  田辺市秋津川
標   高  274m
比   高  105m
築 城 者  目良氏
築 城 年  不明
  式  山城
遺   構  曲輪 堀切   
登城時間  10分
 

歴 史

 秋津川の地頭であった目良氏関連の城跡である。
 金毘羅山城も天正13年(1585年)羽柴秀吉の南征軍により落城したと思われる。
  その後文政3年(1820年)秋津川中村の住人である田中源左衛門が、讃岐国より城跡に金毘羅神社を勧請し社殿を建立したが、明治8年の大政官布令により稲荷神社と合祀されたため、現在は神社跡を示す木柱だけが残されている。

現 状

 金毘羅山城の近くまで車で登り、そこから梅畑沿いに進むと城跡に辿り着く。
 主曲輪は20m×17mほどで、金比羅神社建立時に積まれた石垣が残る。
 主曲輪より北側下方に5m×20mほどの二ノ曲輪と北側尾根を遮断するため堀切が一条掘られている。
 

写 真

                                 
主曲輪 木柱
主曲輪石垣跡(神社跡か) 二ノ曲輪
堀切 キジがお出向え?

                                            

                                     

地 図





紀南地方の城跡