本宮城(ほんぐうじょう)

所 在 地  田辺市本宮町本宮
標   高  283m
比   高  164m
築 城 者  不明
築 城 年  不明
  式  山城
遺   構  曲輪 堀切 切岸   
登城時間  30分
 

歴 史

 本宮城は熊野本宮大社裏山に位置し、本宮から熊野参詣道赤木越えを経由して中辺路方面に達する熊野参詣道が南側を通っている。
 この城は関所を設け、熊野古道往来者への監視やて関銭の徴取を目的に築かれたと思われる。
   

現 状

 本宮城までは本宮中学校グラウンド西側にある田辺市水道施設脇から荒れた熊野古道を登ると「熊野古道5」と書かれた標柱から北側平坦地を進むと城跡に到達できる。
 城跡は標高283mの山頂にある単曲輪の城で、東西にそれぞれ堀切が1条設けられている。
 曲輪部分は羊歯で覆われ形状が確認しにくいが整地はなされているようで、また周辺は切岸が施されている。
 

写 真

                                 
登城口 熊野古道
目印となる標柱 目印となる標柱
熊野古道から城跡方面平坦地 曲輪東側切岸
曲輪東側堀切 曲輪東側堀切
羊歯に覆われた曲輪 三角点
曲輪北側切岸 曲輪西側堀切


経 路

                                    

地 図




紀南地方の城跡