日置城(ひきじょう)
所 在 地 西牟婁郡白浜町日置 標 高 68m 比 高 65m 築 城 者 安宅氏 築 城 年 不明 形 式 山城 遺 構 曲輪、堀切 登城時間 10分
歴 史日置川流域には水軍領主安宅氏の城郭が多数あり、日置城はその中で最も日置川河口部に位置し、日置浦や日置川河口部を押さえる目的で築かれたと思われる。なお日置川河口に面した対岸には、大向出城跡があり、河口を遡上する敵に対して両岸から監視していたと考えられる。 |
現 状日置城は日置川河口や集落を見下ろすことができる独立丘陵にあり、麓にある海蔵寺裏からの山道から登ることができる。城跡は丘陵南端にあり、2段の曲輪と尾根部分を2条の堀切で遮断する単純な構造である。 また山道脇や曲輪には石仏が祀られ、城跡には海蔵寺に関連する何らかの宗教施設が設けられていたと思われる。 |
写 真 |
海蔵寺看板 | 海蔵寺 | |
山道 | 曲輪 | |
曲輪 | 曲輪にある石仏 | |
堀切1 | 堀切2 | |
堀切から曲輪方面 | 日置川河口方面遠景 |