鶴川城(つるかわじょう)
所 在 地 東牟婁郡古座川町鶴川 標 高 80m 比 高 60m 築 城 者 不明 築 城 年 不明 形 式 山城 遺 構 曲輪、土塁、堀切、切岸 登城時間 15分
歴 史鶴川城は古座川中流域にある鶴川周辺を治めていた滝口氏の城とも、村落が独自に築いた村持ちの城との伝承があるが詳細は不明である。 |
現 状古座川町鶴川は古座川中流右岸にあり、鶴川城は禅宗臨済派玉泉寺の南西、標高80mの山頂にあり、西側尾根以外は急峻な斜面に囲まれた要害にある。城跡までは麓にある共同墓地から西側の急峻な痩せ尾根を登ると到達した。 遺構は最高所にある東西10m、南北6mと狭小な主曲輪とその東側痩せ尾根を遮断する堀切があり、そこから約7m下ると東西10m、南北21mほどの二ノ曲輪があり土塁と急峻な切岸が残る。 主曲輪から20mほど下ったところに堀切と出丸があり、西側に土塁が形をよく残している。 |
写 真 |
西側痩せ尾根 | 出丸 | |
出丸土塁 | 出丸東側尾根堀切 | |
二ノ曲輪 | 二ノ曲輪切岸 | |
二ノ曲輪土塁 | 腰曲輪 | |
主曲輪 | 東側尾根から主曲輪 | |
主曲輪東側堀切 | 主曲輪から玉泉寺を望む |