相須屋敷城(あいすやしきじょう)
所 在 地 東牟婁郡北山村竹原 標 高 143m 比 高 10m 築 城 者 戸野兵衛 築 城 年 鎌倉時代 形 式 丘城 遺 構 曲輪、堀切 登城時間 25分
歴 史元弘元年(1331)後醍醐天皇の皇子である大塔宮護良親王は鎌倉幕府に追われ、北山郷に落ちてきたが、この地に勢力を張っていた豪族の戸野兵衛や竹原八郎が協力して館にかくまったという。その後、親王は倒幕の令旨を奉じ、戸野兵衛らの兵を率いて伊勢方面に進出したと云われる。 |
現 状相須屋敷城は北山川と支流の小杉谷川に囲まれた要害にあり、現在城跡は杉林となっている。城跡は国道169号線から畑の脇道から登ることができる。 遺構はスロープで繋がった2段の曲輪があり、北西尾根に幅3mほどの堀切と石垣の一部が残されている。 |
写 真 |
山道(右上が城跡) | 主曲輪 | |
主曲輪 | 堀切 | |
堀切 | 石垣 | |
虎口 | 曲輪から国道側遠景 | |