白倉山城(しらくらやまじょう)

所 在 地  海南市下津町小畑
標   高  454m
比   高  40m
築 城 者  不明
築 城 年  不明
  式  山城
遺   構  なし    
登城時間  −
 

歴 史

 白倉山城は築城者や築城年代は不明であるが、立地及び形状から狼煙場として情報伝達に使用されていたと推測される。
 

現 状

 白倉山城は海南市下津町と有田市の境界にある白倉山にあり、西側には熊野古道が通っている。
 城跡へは南東側にあるキュウイ畑所有者の方に了解をいただき、獣害除けのフェンスから登った。
 遺構については、山頂部分に8m×10mほどの平坦地があるが、岩が露出しほぼ自然地形である。
 なお現在は雑木林となり見通しが利かないが、当時は城跡から南に有田川流域が、北に加茂川流域が見渡せる立地にある。
 城跡より西側斜面を下った所に白倉稲荷社が祀られている。
 また城跡周辺では白色石英発掘時に掘れてた採掘穴がいたる所に残されている。

写 真

                                 
舗装された山道 キュウイ畑
看板 平坦部
採掘穴 白倉稲荷社
                                                   

経 路


    

地 図






紀中地方の城跡