愛宕山城(あたごやまじょう)

所 在 地  有田郡有田川町杉之原
標   高  407m
比   高   46m
築 城 者  不明
築 城 年  不明
  式  山城
遺   構  曲輪 堀切  
登城時間  10分
 

歴 史

 愛宕山城は杉之原集落の中心地にある天子山城東側に位置し、有田川上流より侵入する敵への備えに築かれたと思われる。
 なお築城年代や築城者につい資料等は残されていないが、有田川上流からの敵を想定しており、天正11年(1583年)の高野山宗徒との合戦時に築かれたと推測される。
 
 

現 状

 現在愛宕社が祀られている場所が城跡であり、東側参道から登ることが出来る。
 愛宕山城は小規模な単曲輪の城であり、社部分が主曲輪であるが建立時に改変されて、また南側にある堀切も参道建設で一部破壊されている。
 また主曲輪の東、北、西側を帯曲輪が周り、東側の一段下がった所に腰曲輪がある。  

写 真

                                 
登城口 参道(堀切が一部埋められている)
帯曲輪 帯曲輪
堀切 堀切


経 路


 

                                          

地 図




紀中地方の城跡