榊山城(さかきやまじょう)

所 在 地  橋本市赤塚
標   高  128m
比   高    ―
築 城 者  上田氏(隅田党)
築 城 年  南北朝時代
  式  丘城
遺   構  なし     
登城時間  ―
 

歴 史

 城跡がある赤塚は中世には南隅田荘に属し、隅田党有力武家である上田氏の城館と伝わる。別称小林榊山城ともいう。観応元年(1350)「上田正尚鎮守境内寄進状」に、「赤塚村土居榊山城主上田播磨守橘正尚」と記され、上田氏の拠点が築かれたことが記されている。
 

現 状

 城跡は河岸段丘にあり、尾根方面である南側には、当時は自然の谷があったようで、独立した台地の要害に城館を構えていたと考えられる。
 赤塚には小字土居があり、現在は民家と田畑があるが、遺構は残されていない。
 

写 真

                                 
小字土居付近 小字土居付近
小字土居付近 段差のある部分が谷であった部分

      

地 図






紀北地方の城跡